はじめに:家庭に1台あれば圧倒的に便利なガジェット
日常生活でよく使う「メガネ」「腕時計」「アクセサリー」など、意外と見えない汚れが溜まりやすいアイテム。でも、それをわざわざ専門店に持っていくのは面倒ですし、費用もかかります。
そこで今回購入したのが、CITIZEN(シチズン)の超音波洗浄機SWT710。信頼の国産メーカー製でありながら、価格も1万円以下と手頃。実際に使ってみたところ、驚くほど水が濁り、「汚れがこんなにあったのか……!」と驚かされました。
この記事では、Amazonプライムデーセールに購入したSWT710の基本スペック・使い方・付属品とともに、実際の洗浄結果まで詳しくご紹介します。
スペック紹介:シンプルで使いやすい設計
まずはCITIZEN SWT710のスペックを見てみましょう。
項目 | 内容 |
---|---|
メーカー | シチズン(CITIZEN) |
型番 | SWT710 |
洗浄方式 | 超音波振動(40,000Hz) |
洗浄槽容量 | 約600ml |
タイマー | 5分固定 |
本体サイズ | 約200×135×140mm |
本体重量 | 約1.1kg |
電源 | AC100V(家庭用コンセント) |
消費電力 | 約35W |
付属品 | 時計ホルダー、洗浄カゴ、取扱説明書 |
洗浄槽容量が約600mlあるため、一般的なメガネはもちろん、腕時計や小さめのアクセサリー、入れ歯、歯ブラシのヘッドなども対応可能。40kHzの超音波振動は、家庭用としては十分すぎる洗浄力です。
外観・デザイン:清潔感のあるホワイトボディ
SWT710は、無駄のないシンプルなデザインで、キッチンや洗面所など、どこに置いても自然に馴染むのが特徴。蓋部分は透明なクリアカバーになっていて、洗浄中の様子を外から確認できるのも地味に嬉しいポイントです。

本体重量は約1.1kgと軽く、片手で持ち運べるサイズ感。出し入れや片付けも苦になりません。
付属品チェック:実用的な2つのアタッチメント

本製品には以下のアタッチメントが付属しています。
- 洗浄カゴ:メガネや小物をそのまま入れて洗浄できる専用カゴ。
- 時計ホルダー:防水でない腕時計のベルトだけを洗える便利なホルダー。
これらを使うことで、洗いたい物をきちんと保護しながら効率よく洗浄でき、本体内部に傷がつくリスクも最小限に。特に時計ホルダーは、「ベルトだけ洗いたい」人にとっては大助かりの存在です。
使い方:わずか3ステップで誰でも簡単に操作可能
実際の使い方は、驚くほど簡単。以下の3ステップだけです。
- 水道水を洗浄槽に注ぐ
– 約500〜600mlが目安。必ず水道水を使用(精製水や薬品はNG)。 - 洗浄物を入れる
– カゴやホルダーにセットして本体に入れる。 - スイッチを押す
– ボタンは1つのみで、押すと5分間自動洗浄が始まります。
洗浄中は「ブーン」という音が鳴りますが、それほどうるさくはなく、生活音の中に溶け込む程度。静音性も家庭用としては非常に優秀です。
洗浄できるもの・できないもの
✅ 洗浄できる代表的なもの:
- メガネ(レンズやフレーム)
- 防水腕時計のベルト部分
- アクセサリー(指輪・ピアス)
- 入れ歯・歯ブラシヘッド
- カミソリの刃
- 万年筆のペン先
❌ 洗浄しない方がよいもの:
- 非防水の時計本体(ホルダーでベルトのみ可)
- 宝石付きの高価なアクセサリー(特にエメラルド・オパールなど)
- 木製や皮革製の製品
- 眼鏡のコーティングが剥がれかけているもの
洗浄前には、必ず「洗って大丈夫か」を確認しましょう。失敗すると取り返しがつきません。
実際に洗ってみた!使用手順と準備物
今回洗浄に使用したのは以下の2つのアイテムです。


- 長年使用しているメガネ(金属フレーム、樹脂レンズ)
- ステンレス製の腕時計(本体は防水のためベルトごと洗浄)
洗浄準備として、以下を用意しました。
- 水道水(約600ml)
- 洗浄カゴ
- 時計ホルダー
- 柔らかい布(拭き取り用)
STEP1:メガネを洗浄!レンズの隙間から出る「見えない汚れ」
まずはメガネを洗浄カゴにセットし、水を入れた槽に静かに沈めます。スイッチを押して5分間、洗浄がスタート。超音波による細かな振動が水面に伝わり、波紋が広がります。

▶ 洗浄中の様子の画像はこちら

音は「ジーーーー」という軽微な動作音で、テレビの音にかき消されるレベル。洗面台の横に置いておいても不快感は全くありません。
▶ 洗浄終了後に驚き!

取り出すと、レンズとフレームの隙間から取り切れていなかった皮脂やホコリが一掃されたように見えました。水面には細かい泡とともに、うっすらと黄ばみがかった濁りが確認でき、目視で汚れが浮かんでいたことがわかります。
STEP2:腕時計も丸洗い!金属ベルトがまるで新品のように
次は腕時計。SWT710には時計ホルダーが付属しており、時計本体を水に沈めずにベルトだけを洗浄できる構造になっています。今回は防水仕様でしたが、本体を水につけたままの洗浄は推奨されていなかったのでホルダー使ってベルトのみを浸して洗浄。

▶ ベルトの隙間に溜まった汚れが…

金属ベルトの隙間は、通常の拭き取りや水洗いでは絶対に落ちない部分。しかし洗浄が進むにつれて、先ほどの眼鏡ほどではないにせよ、水が目に見えて濁っていくのが分かり、思わず「えっ」と声が出ました。
▶ 洗浄後の水の状態

色としてはグレーがかった感じで、皮脂・ホコリ・金属のサビ粉のような微粒子が浮いています。ティッシュで底を拭くと、はっきりと黒ずんだ跡が残り、汚れの量を実感しました。
洗浄前後の比較:視覚的にも一目瞭然!
ここでは、洗浄前後の比較を簡単にまとめます。
項目 | 洗浄前 | 洗浄後 |
---|---|---|
メガネのレンズ | 指紋や曇りあり | クリアに透明感アップ |
フレーム周辺 | 油分とホコリの混在 | サラサラになり金属光沢が復活 |
時計ベルト | 複数の隙間が黒ずみあり | 隙間に光が通るほどに |
水の色 | 透明 | 濁っていて浮遊物あり |
画像を見れば一目瞭然だと思いますが、使用感も見た目もまるで新品に近づくというのは誇張なしに言えます。
使用して分かった「メリット」
✅ とにかく簡単
- 水を入れてボタンを押すだけ。説明書を読む必要すらないレベル。
✅ 汚れ落ちが視覚的に確認できる
- 水が濁ることで、どれだけ汚れていたかがすぐ分かる。
✅ 小物のメンテナンスが習慣になる
- メガネや時計だけでなく、ピアス、イヤホンの先端、入れ歯、ネイル用具なども洗えるので、毎週の「ちょっとした掃除時間」が楽しくなります。
使って分かった「注意点・デメリット」
❗ 水は毎回交換すべき
使用後の水はしっかり濁るので、再利用せず毎回交換を推奨。
❗ 音がゼロではない
騒音レベルではないものの、静かな部屋ではやや気になる人もいるかも。夜間の使用は控えめに。
❗ 洗浄しすぎ注意
塗装が剥げかけているメガネなどは、超音波で余計に剥がれる可能性も。心配な場合は短時間(3分程度)で様子を見るのが◎。
結論:この価格帯でこの性能、家庭用なら間違いなくおすすめ!
今回実際に使ってみて思ったのは、「なぜもっと早く買わなかったんだろう」ということです。SWT710は、見えない汚れを確実に落としながら、操作が簡単で、メンテナンスのハードルも低い。
何より「洗った結果が目に見える」という体験は、非常に満足感が高く、生活の質を上げてくれる一台だと感じました。
これから超音波洗浄機の購入を考えている方、自宅でメガネ・時計をきちんと洗いたい方にとって、SWT710は非常にコスパの高い選択肢だと言えます。
最後に:生活に“ひとつのリセット”を取り入れる感覚
メガネや時計って毎日使っているのに、なかなか「洗う」という意識が向きづらいアイテム。でもSWT710があれば、週に一度の“リセットタイム”が日常に加わります。
目に見えない汚れを取る気持ちよさ、清潔に保つ安心感。手軽に「小さな快適」を実現してくれるこの一台、ぜひ試してみてください。